このページではFCレーダー(火器管制レーダー)について記しています。
- FCレーダーってなに?
- くるくる回ってるやつじゃないの?
- レーダー向けられたのがなんで問題なの?
2018年の年末最も話題になっているニュース韓国のレーダー問題
その中でよく出てくるFCレーダー(火器管制レーダー)ですが聞きなれない人からしたらどんなものかイメージよく分からないですよね、なので今回は今問題になっているFCレーダーがどういうものなのか、なんで問題になっているのかをより分かりやすくまとめてみました。
FCレーダーってどんなもの?

こんな感じのレーダーです。
一方向に向かって飛ばす事のできるレーダーです
目的は対象物に照準を合わせる事

場所はちょうどこのあたりに搭載されている事が多いです。
FCレーダーを照射したのが韓国の駆逐艦(くちくかん)なのでミサイルを搭載していますし、当然撃つこともできます。
映画とかで見るくるくる回ってるやつは違う

軍事用のレーダーと聞くと最初に思いつくのがこんな感じのくるくると回っているやつをイメージしてしまいますが韓国が照射したのはこれとは違うものです。
映画やゲームでよく見るこのタイプのレーダーは探査機レーダーといって自分を中心とした周りに敵や対象物がいないのかを探すレーダーとなります。
今回使ったFCレーダーの仕組みはこんな感じ

FCレーダーを画像で分かりやすくみるとこんな感じになります。
何か対象物を探す警戒用レーダーとは違い、見つけた対象物に照準を合わせるのがFCレーダー(火器管制用レーダー)の役割です。
例えるならライフルのスコープみたいなもの

FCレーダー(火器管制レーダー)をわかりやすいレベルで例えるとスナイパーライフルのスコープみたいなものです。
映画やゲームでよく出てくる対象物に当てる赤い点です。
韓国のレーダー照射がどれだけヤバイのか動画でイメージ
韓国のレーダー照射がどれだけヤバイものなのかなにか分かりやすいものがないものかと探してみてたらイメージしやすい動画を見つけました。
この動画は海外のドッキリの動画ですが、イメージ的にはこんな感じです。
逃げ惑う人がどれだけ怖い思いをしているのかがよくわかります
動画に出てくる赤い点はスナイパーライフルのスコープですがこれがFCレーダーみたいな役割をしています。
もし、あなたが突然自分の体にライフルスコープの赤い点を当てられたらどういう気持ちになりますか?
つまり韓国のやったことは、日本の哨戒機(しょうかいき)に『いつでも撃てるぞ!』というレーダーを当てたということです。
今回の自衛隊員がどれだけ怖い思いをしていたのかがイメージしやすいのではないでしょうか
日本だからまだ問題レベル、中国、ロシアなら即反撃

今回の韓国のレーダー問題は相手国が日本だからまだ、遺憾だなんだというレベルでの問題ですがこれが中国、ロシアの哨戒機(しょうかいき)に当てていたら即反撃レベルの問題です。
相手が撃つ姿勢を見せたから、撃たれるまえに反撃して撃ち返した
と言っても文句が言えないレベルです。
まぁ、流石の韓国も中国やロシア相手にレーダーを照射したりはしないですが今回の問題はそれぐらいヤバイレベルだという事です。
防衛省が公開したFCレーダー照射の動画
FCレーダー(火器管制レーダー)のヤバさや怖さのイメージができたところでもう一度防衛省の公開した映像を見るとその問題の大きさがよく分かるかと思います。
普通ならパニックになって逃げ惑うことをしてもおかしくもない状況なのに銃口を向けられている中、冷静な対応をする自衛隊員は本当にすごいと思います。
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